ノウハウコレクターから脱出しよう〜ほんとは怖いコピペ・リライトの5つの毒

教材や情報を集めたまま、それを活用できないでいると、
「ノウハウコレクター」という称号をゲットしがちです。

 

嫌な称号ですね。

 

しかも、自分で何も努力しようとせず、
「コピペ・リライト」に頼ると取り返しのつかないことに!
その害と解決法は?

 

「コピペ」「リライト」とは

「コピペ」というのは、略語で、
誰かの記事をそのまま「コピー」して、自分のブログに「ペースト」する
「コピー&ペースト」のことを言います。

 

ブログだけじゃありません。
YouTubeなどの動画コンテンツでも、
誰かの動画を録画して、それをいかにも自分の動画のように少し編集してアップする、
「丸パクリ」というものもありますが(もちろんそういう動画は削除されますが)
これも「コピペ」の動画版です。

 

また、「コピペ」はさすがに罪悪感があると思って、
こんな行動をとる・・・

 

誰かの記事の語尾を変えたり、同じ意味の単語に置き換えたりして、
「これでオリジナルだ」といって記事などに投稿する。

 

これは違いを出したつもりでも、
全くコピペと同じことであり
こういう文章を「リライト」と言います。
(この見解には異議もありますが、
私は、「リライト」は、読者の気持ちから考えると
全くコピペと同じであると考えています。)

 

?(写真提供:ぱくたそ https://www.pakutaso.com/ )

 

ノウハウコレクターのブログの特徴とは

 

「ノウハウコレクター」
とても嫌な言葉ですね。

 

まさか自分は当てはまらないだろう、と思っていませんか?

 

こういう人のことを言います。

 

何かの実践方法を学ぶにあたり、教材を購入したり、情報を収集すると思いますが、
購入や情報収集だけして、
その評価や学び、実践ができていない人のことを言います。

 

 

そして
「ノウハウコレクター」のよくある特徴として
「楽をして成果を出したい」という気持ちが強い傾向が見られます。

 

その結果、コピペやリライトの行動が目立ちます。
自分が、文章が苦手だから、
その部分を自動化したいという気持ちは理解できないわけではありません。

 

しかし、
そういう事をして出来上がったブログは、
訪問してみてどんな印象を受けるか?

 

「これ、
人間が書いたの?」
ということになります。

 

 

コピペやリライトの記事ばかり、
もしくは、いくつかのコピペのパーツを組み合わせただけの、
いわゆる「ホッチキス状態」

 

こんな記事を見て、何か感動しますか?

 

もちろん、人間が書いていないブログすらあるから、驚きです。
(いまは淘汰されて無くなってはいますが、リライトのツールさえ販売されていました。)

 

そういうツールが出回っていたころ、
「ライバルサイトをリサーチし、成果の出ている勢いのあるライバルサイトの記事をコピペして、月10万円を自動的に稼げる!」
なんて言葉まで、ネット上に出回っていたことを覚えています。

 

しかし、
そんなことは絶対にないからね。

 

もしそんなことをしたら、
その手間と時間が全く無駄になるどころか、
後の章でお話しするような5つの毒にむしばまれて、

 

もう二度と

 

もう二度と

 

あなたは信用されなくなるだけでなく、
グーグルなどからアカウントの停止などの処分を受けます。

 

(写真提供:ぱくたそ https://www.pakutaso.com/ )

 

その文章に「わたし」がいるのか?

 

コピペやリライトばかりしていると、
その文章の中に、書いたあなたの存在が何も感じられなくなります。

 

わたしは、逆に、コピペやリライトが最初から大嫌いで受け付けなかったのですが
ブログ・メルマガ発信を学び始めたころは、右も左もわからず、
集めた情報の解説を、自分の感想を入れずに淡々と書いていました。

 

もちろん
何の反応もコメントもなかったし、
アクセスすらほとんどありません。

 

しかしある時、心の声がしたのです。

 

「シゲヒロよ、
そこにおまえはいるのか?」

 


ハッと気づきました。

 

そこに自分がいるのか?
これを書いた自分の思考や気持ちはどこに書いているのか?

 

そこに自分がいないとダメなんです。

 

自分がどう感じたか、
自分が実際に実践してみてどうだったのか、
そこに自分の思考を添え、自分の思考につなげ、
自分の思考を広げなければ、

 

「わたしが書いた」意味がないんです。

 

コピペとリライトの5つの恐ろしい毒とは

 

コピペやリライトの文章、さらに、先ほど述べた「わたし」不在の文章を
ネットで晒していると、どんなことが起こるでしょうか。

 

ゾッとします。

 

 

最近、GoogleやYahooなど、検索エンジンの能力はますます高まり、
あなたのコンテンツが役に立つかを判断する
「クローラー」と呼ばれる評価ロボットの知能も格段に向上しています。
だから、いくら細工を凝らしてリライトした記事でも、
あっという間に見抜かれてしまいます。

 

「リライトもダメですよ」という理由はそこにもあります。

 

じゃあ、コピペやリライトをしていると、どんな「毒」状態に陥るのでしょうか。

 

毒1 検索エンジンからインデックスされなくなる

例えば、あなたが何か調べたいとき、「ライティング 方法」など、検索窓にキーワードを打ち込んで調べますよね。
それで、いろいろなブログがズラッと出てくる。
これは、「検索エンジン」にそのブログが掲載されている
(「インデックス」されている)からです。

 

検索エンジンが、このブログや記事に価値がないと評価したなら、
表示される順位が下がるだけでなく、掲載すらされなくなります。

 

毒2 アカウントの停止や削除などのペナルティー

この状態がもっと進むと、グーグルやYouTubeなどから警告が来たり、
いきなりアカウントが停止になったり、
ひどい場合は、アカウントが削除されるというペナルティーを受けます。

 

かつて「丸パクリ」の動画でYouTubeの広告収入を上げていた人が、
アカウント削除で収入があっという間にゼロになった事例もあります。

 

(写真提供:ぱくたそ https://www.pakutaso.com/ )

 

一度ペナルティーを受けると、回復は難しいと思っていいでしょう。

 

別のアドレスや、別の名前で再度開設すればいいという
甘い考えはやめたほうがいいです。
スパムやアカウントの乗っ取り事例が増えている昨今、
いくらその場限りの対策をしても、まず見破られます。

 

毒3 ブログなどの魅力がなくなる

大切なのは、検索エンジンの評価だけでなく、あなたのブログやコンテンツを読む「人」です。
大切なのは「読者」です。
読者が何を求め、何を必要としているのか。
そのニーズに、ピンポイントではまった文章こそ、魅力的な文章になります。
そこに、書いたあなたの心、気持ちが伝わる、感情が伝わる文章であってこそ
記憶に残ります。

 

コピペ、リライト、ホッチキス。
こういう文章を読んだとき、もしあなたが読者なら、
魅力を感じるでしょうか?記憶に残るでしょうか?
そう考えると、おのずと答えが分かるはずです。

 

毒4 読者から信用を失う

魅力のない文章は、もちろん、タイトルを見ただけでも、
冒頭を見ただけでも、わかるので、
忙しい読者なら、数秒でページを閉じて他の人の文章を探します。

 

 

そしてあなたのブログには二度と訪問しないでしょう。

 

また、もしあなたに、メルマガ読者や、ブログ・ツイッターなどのフォロワーがいるとしたら、
コピペを始めてしまった段階で、
あなたの信用はなくなり、

 

メルマガ解除、フォロー解除、友達解除 ということになります。

 

一度失った信用を取り戻すことは、失う時間の数十倍、いや数百倍かかります。

 

毒5 著作権の侵害として罰せられる

そして、最悪の場合、著作権の侵害行為として、科刑されたり損害賠償をしなければなりません。
正確に言うと、コピペそれ自体、すでに著作権侵害ですが、
コピペでまかり通っているという状態は、
それが見つからないか、問題にされていないということだけです。

 

著者にとって、
自分が書いた文章は財産です。
だから自分の文章をコピペされたことを見つけたら、
しかるべき通報先に通報することは当然です。
もしその損害が重大なら、警視庁サイバー犯罪相談窓口などの公的な相談機関を通じて
対処してもらうでしょう。

 

だから、
コピペ自体、違法行為であるということと
その違法行為を告発された場合、
コピペでコンテンツを投稿したり、ましてや販売した人は、
賠償などの民事責任だけでなく、法律侵害という刑事責任に問われ、
場合によっては逮捕されることもありえます。

 

 

 

どうですか?
この5つの毒を理解すれば、もうコピペ、リライトをしないと決心できると思います。

 

じゃあ、コピペ、リライトなしでコンテンツを作るには・・・・
つまり
ライティングの力を身につけること
になりますが、

 

その近道について、近日記事を書きます。


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