感情表現が豊かな文章を書く秘訣〜音楽演奏から学ぶ3つの視点

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感情表現が豊かな文章を書く秘訣〜音楽演奏から学ぶ3つの視点

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感情表現が苦手と困っているブロガーやライターが実に多いのですが、
誰にも好きな音楽があります。

 

音楽を聴くとき、感情は高ぶっています。
なぜか?

 

音楽家が、感情を高める演奏をしているからです。

 

文章を書くときも、
その音楽家の秘技から学んでみましょう

 

「感情表現」という「演奏」を習熟する

 

憧れのオカリナ奏者のライブに行って

 

今年は新型コロナウイルスの感染対策の影響で
ライブハウスにもコンサートにも行かず自粛していますが、

 

昨年の夏は、オカリナプロ演奏家のミルトさんの
ツアーコンサートに行きました。

 

 

ミルトさんというと、
オカリナと、アンプやエフェクターを駆使して
様々なジャンルの音楽を創作され、
演奏されている、世界的なミュージシャンです。

 

実は私は、オカリナ仲間として
ミルトさんとは親しく、
このコンサートはかなり以前から楽しみにしていました。

 

 

いよいよ開始です。

 

オープニングは、暗い劇場に一筋の光がさしてきて、
ミルトさんが奏でる小鳥の鳴き声が響きます。

 

朝の森林と言った演出です。

 

そしてシンセサイザーピアノ、
アコースティックギターの響きが加わり、

 

ミルトワールドの音楽が壮大に繰り広げられました。

 

ミルトさんのライブで気づいたこと

 

音楽も最高でした。
パフォーマンスも最高でした。

 

胸の中に朝日がさして、体中が輝く思いでした。

 

 

(ミルトさんと、オカリナ制作作家の先生2人と。
後ろは、わたしの愛用のオカリナの生みの親、カリスマ笛匠バンちゃん こと坂東さん、サクラワイタオカリナというとっても素敵なオカリナを作ってらっしゃるヤナギハラさんです。

 

 

 

このライブ、
オープニングからエンディング、アンコール曲まで
実にきめ細かく設計されていて、

 

どんなふうに始めて
どんなストーリーを組んで曲順を構成するか

 

どんなふうに感情を高めていって、
どこでサプライズを投入して、
どこでMCを入れるかなど、

 

構成や運び方についても
検討に検討を重ねられています。

 

 

だから、初めから終わりまで
私たちの感情は動きまくり、
運動しまくって

 

終わった後も余韻が続く。

 

演奏だけじゃなく、販売もちゃっかりされてましたね。

 

私も、
新譜のアルバムと楽譜を
思わず買って帰りました。

 

今も車の中で何回も聞いています。

 

このライブに行って、
オカリナとピアノ、ギターの演奏に感動したことはもちろん、

 

自分の演奏に取り入れたいバリエーションも増えました。

 

 

でもこれだけではありません。

 

 

オカリナ演奏にとどまらず、
文章の執筆にせよ、どんなことにせよ、

 

感情を伝える、感動を届けるための
時間と空間のデザインの仕方、
気持ちの運び方、

 

盛り上げ方、

 

記憶に残る仕掛け

 

こういったことに気づかせていただきました。

 

「感情表現」という「演奏」を習熟する視点とは

 

つまり、文章を書くということは

 

 

「感情表現」という内容で、言葉を演奏することでもあるわけです。

 

 

 

そのためにどんな視点が必要でしょうか。

 

感情を伝える全体像をデザインする

 

まずは、
ライブハウス選びや開演時間選びから始まって、
チケットの発売時期や広告開始時期の決定も含め、

 

ライブというのは、あらゆる要素がすべて、
感情を高めるためにデザインされています。

 

例えば、広告、予告や、チケットのお知らせから、
もうすでに「ワクワク」は始まっていて

 

このワクワクが最高潮に高まった時に、ツアーが始まります。
オープニング、
曲構成と曲順、
MCのタイミング
クライマックスを入れるタイミング、
そしてアンコールまで
綿密にデザインされています。

 

文章においても、テーマ選びから始まって
どのように興味関心を持ってもらい、読み始めてもらえるか、
タイトルと、最初の問いかけ文を考え、

 

本文で興味深く、実例やクライマックスも入れて展開し、

 

締めくくりに、文章のまとめと、
起こしてほしい行動などを盛り込む。

 

 

こうした全体の枠組みを、
計画して書くことで、感情は高まっていきます。

 

感情を込めるタイミングと時間の運び方

 

こうしたデザインをしたうえで文章を書くと、
読者の感情の高まりをスムーズに引き出せます。

 

一方で、そういう面倒なことは考えず
感情を込めて
ほとばしるように書いてもいいんですが、

 

多くの場合、自分一人感動するあまりに、その意味が?になっている。
つまり「独りよがり」になっている場合が多く、

 

ほとばしるように書いた後は、
もう一度読み返してみて、

 

あらためて、デザインした枠組みに組み入れてみると
「独りよがり」から脱出できることが多い。

 

さらに、
音楽演奏では、
静かなバラードがあって、しみじみ聞く場面もあれば、
席から立ち上がってみんなで手を振り飛び跳ねるような場面もあり、

 

「盛り上がり場」を
時間軸の中でスパイシーに盛り込んでいます。

 

文章においても、
感情を込める部分、
思いっきり訴えたい部分を、

 

ここぞというところに
スパイシーに盛り込む。

 

(あ、盛り込みすぎちゃった ぴえん)

 

どんな言葉を盛り込むと効果的かということは
昨日の記事で詳しく書きましたのでご参考ください。

 

感情はコミュニケーションでブーストアップする

 

ライブに実際に行って感じますが、

 

その場にいる熱気、
そして熱気あふれみんなが一斉に沈黙する、静寂、
そんなものを感じます。

 

行かないと感じられません。

 

 

なぜかというと
ライブでは、
言葉でも、それ以外(体全体、オーラ全体)でも、

 

演奏者と、オーディエンスがコミュニケーションをしている場だからです。

 

だから
文章でも、
コミュニケーションをするつもりで書く。

 

目の前に、そのメッセージを伝えたい一人の人がいることを想定し、
その人に語り掛ける。

 

こうすることで
文章は生きてきます。

 

そして生きてくると、本当に感想やコメントをもらえます。
その感想やコメントからも、また新しいメッセージが生まれる。

 

こうして文章自体が
コミュニケーションによって、感情的に高まっていくわけです。

 

 

この記事のまとめ

 

今回の記事では
文章の書き方は、音楽の演奏と似ているということで
私がミルトさんのライブで感動した気づきをもとに
3つの視点について書きました。

 

まず、感情を伝える全体像をデザインすること。もし、ほとばしるように書いた後でもあとで読み返し、この全体デザインに適用することで効果は倍増する。

 

感情を込めるタイミングと時間の運び方を考える。伝えたいこと、盛り上げたいこと、その言葉を、ここぞというところに、リズミカルに入れることで、伝わり方が違ってくる。

 

感情はコミュニケーションでブーストアップする。音博演奏も、文章もコミュニケーションである。文章を書くときも、目の前に一人の人がいることを想定して、その人に語るとよい。

 

この3つの視点をもって
感情豊かな文章を書いていきましょう。


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