完璧主義の治し方5つの激変思考〜情報弱者の防止対策第2弾
ライティング初心者が実践していく中で、
どうして先に進めないという壁にぶつかります。
完璧を求めれば求めるほど、その壁は高く厚くなります。
私はこの状態を「完璧地獄」と呼んでいます。
ではそこから抜け出すある思考とは?
几帳面で真面目な人がハマりやすい完璧地獄
教材や情報をインプットして学習する際、
書いてあることや、揃えるべき機材、条件など
完璧じゃないと次に進めない人がいます。
また、
教材のとおりにならない、
例外が出てきた、
こんなときに、頭がフリーズしてしまい、次に進めない人がいます。
そして、以前の記事にも書いた
「インプット」「理解・消化」「アウトプット」「実践」の流れを
一つ一つを完璧にこなさないと次に進めない人がいます。
つまり
次に進めない、
止まってしまう・・・
私なんか、
これで、何日も
何年も足踏みしたか・・・・(後悔の嵐)
足踏みはもうやめよう、
一刻も早くやめようじゃないか。
思考と行動の幅を広げる
そのとおりに完璧じゃないと進めない・・・
これは
「几帳面な人の性格」で片付けられることが多いんですが
性格というよりも、
これまでの行動習慣が積み重なってきた事によるものです。
じゃあ、この行動習慣から抜け出すためには・・・・
思考と行動を意識して変えます。
「こうじゃないとダメ」
から
「これくらいでも次に行ける」
と
状況の認識に幅をもたせることです。
「全く同じじゃなけりゃダメ」
から
「似ていたらOK」
に広げたら、
進むチャンスは倍増します。
ある程度許容できる範囲を広げる。
許容できる状態と、許容できない状態の境界線を、
もう少し曖昧に(ファジーに)する。
こうすることによって、
次に進める機会がダンゼン増えます。
次に進んだら、そこで答えが見つかるということもあるのです。
わからないことは後回しにする
学校のときの試験を思い出してください。
例えば数学の問題。
5門ある問題のうち、
2問目に、難問の応用問題が出てきた。
さあ、どうしますか?
ここでつまずき、この2問目に時間をずっと取られていたら
そのうち時間切れになり、
あとの3問は、白紙のまま提出になりますよね。
私なら
2問目は、わからないから、まずすっ飛ばして
3問目から5問目までを回答し、
余った時間で
2問目を必死に考えます。
こうすれば、最悪2問目が解けなくても、欠点になるリスクは減ります。
だから、
学んだり実践したりする中で
わからないことが出てきたら、
そこで止まっていてはダメ。
わかること、
今できることを、手を休めずに実践する。
わからないことについては
実践して余った時間に
グーグルなどで調べてもいいし、
また、教材などであれば、教材の製作者に質問メールを送ってもいい。
回答が帰ってくるのを待たず、
できることをせっせとやりましょう。
学習から実践の4サイクルは同時進行と考える
学習から実践に至る4サイクル
「インプット」「理解・消化」「アウトプット」「実践」の流れをお話しましたが、
完璧地獄に陥りやすい人は、
その1ステップそれぞれを完璧にこなさなければ、
次に進めないと思ってしまいがちです。
でも、
完璧なインプットもなければ、
完璧な実践もありません。
また、
「インプットが終わった。さあ、理解だ、
よし、完璧に理解したから、次はさあアウトプットだ」
と線形にはっきり分かれるものでもありません。
実は
4つのステップの継ぎ目は曖昧で
不完全でも同時に進行しているものです。
だから、この4つのステップは
同時に考えます。
インプットしているときは、
アウトプットをどうしようかと考えながらする。
理解しながら、
自分の理解できた範囲でアウトプットする。
アウトプットしている事自体が、実践でもある。
これらは、1ステップクリアして次のステップに行くような、
ゲームのダンジョンじゃなくて
同時進行してかつ曖昧なものだと考えましょう。
だから
完璧じゃなくてもいいのです。
できる範囲で、
次へ進んでいきましょう。
実践は「いい加減」じゃなく「良い加減」にすすめていこう
完璧地獄から脱出するには
「よいかげん」にやることです。
これまで説明してきたことは
「良い加減」にやろうということです。
「いいかげん」なのとは違いますよ。
「いいかげん」「雑」「無責任」「無頓着」というのは
何も考えていない、
目標もなければ、使命も持っていない、
自分勝手である、
疲れている、
等の場合を言いますよね。
でも決してそういうことはないです。
あなたには目標があるはずです。
やるべき使命や信念があるはずです。
それに向かうために、
いま
足踏みしていて前に進めない状況を打開するわけです。
だから
「良いように思考と行動の幅を調整する。」
これが
「良い加減」です。
つまり、
「物事には例外もある」
「わからなくても、やっていてわかることもある」
「わからないことは、後で考える」
「ある程度幅を持って、自分をある程度許してあげる」
こうした思考と行動に変容すること。
これこそ
「いい加減じゃなく、良い加減」
です。
「良い加減」に進んでいきましょう。
この記事のまとめ
物事は、1ステップを完全にクリアしないと、次のステップに進めない、
例外や、わからないことにぶつかったらつまずいて進めない
こういう「完璧地獄」から脱出するためにはどうすればいいかを書きました。
そのためには
このように、思考と行動の変容をし、
この「完璧地獄」を克服しましょう。