ライティング初心者対策第4弾〜情報の泥沼から脱ける5つの思考
ライティング初心者が陥る苦境に、
情報が
ハードディスクの中にも
頭の中にも
整理されないまま溜まりすぎて、
どう実践したらいいのか、どう行動したらいいのかわからなくなるという
「泥沼地獄」があります。
そこから脱出するにはどうすればいいでしょう?
ライティングとは情報発信だ
まず、ライティングとは何かということに立ち返ってみましょう。
学術的なライティング、物語の執筆、コピーライティング、
アフィリエイトなどでの商品レビュー、自社への集客ライティング、
いろんなライティングがありますが、
これらに共通して言えることは、
自分の知識、思考したこと、心の中のイメージなど、
そのままでは他の人には見えないものを、
「見える化」することです。
つまり、
「思考や情報」という見えないものを
見える化して
他の人に伝えること。
これが「ライティング」であり、
ライティングしたものが投稿されたり掲載されたりして
他の人に届くことが
「情報発信」になります。
池に例えると、
川になって水が流れ出す、流出口です。
泥沼がなぜドロドロになるか
泥沼というのは、
そこに流れ込んだ水が
出口を持たないから、
不純物が溜まりこみ、
浄化もできずに、ドロドロになります。
泥沼にはまりこんだら脱出も難しくなります。
一方
出口のある池や湖は
上流から絶えず新しい水が流れ込み、
下流では再び革になって水が流れ出ているから
絶えず浄化されており、
きれいな状態を保っています。
水は流れるから美しいのです。
流れを失ったら、淀み、にごり、やがて泥沼化します。
情報発信における泥沼地獄とは
ライティングの学習や実践のプロセスでも
泥沼と同じことが起こりえます。
多くの情報をインプットし、学び、
理解し、物知りになっても、
それを誰かに整理して伝えようとしなければ、
そのうち、ハードディスクの中と同じく
頭の中も
泥沼のようにぐちゃぐちゃになり、
今、自分がどこにいるのか、
何をすべきなのか、
どちらに向けばいいのかすら、
わからなくなるんです。
ベテランの人で何年も取り組んでいる人さえ、
こうなるんです。
そして、いつの間にか、消え去っていく・・・・
情報発信ができない「泥沼地獄」を抜け出す方法
それでは、
この「泥沼地獄」状態を抜け出すにはどうすればいいのでしょう?
答えは簡単です。
泥沼というのは出口がない状態なのだから、
出口を作ればいいわけです。
きめ細かくアウトプットする
出口、
すなわち、あなたが学んだり、ゲットした情報の出口。
自分のハードディスクや頭の中に溜め込んでおかず、
きめ細かく放出する。
つまり、
アウトプット
(学んだツボをわかりやすくまとめて、
自分の言葉で他の人に伝える、教える。)
することです。
しかも、
情報は野菜とよく似たナマモノであり、
放っておくと美味しくなくなるので、
時間を置かず、自分なりに理解したら
すぐにアウトプットするのが一番です。
アウトプットそれ自体がライティングである
「情報発信みたいな面倒くさいことしなくても
どんどん、原稿のライティングをしていけばいいじゃない?」
こういう声はよく聞きます。
もちろん、
ノルマである原稿をどんどん執筆する。
これも重要です。
それと同時に、
この「原稿を書く」ことについて
学んだ内容を
整理して情報発信していく(アウトプット)
このことも同時に必要なのです。
これを言ってくれる講師やメンターが、少なすぎた。
だから
ノルマの原稿をどんどん書くのはいいが、どんどんボツになって
結局時間を無駄にしているライターが実に多いんです。
実は、
アウトプットすることは
ライティングそのものです。
しかも
学んだ内容を、整理し、人が読んでわかりやすくしているわけだから、
迷ったり、違う方向で大量の努力をするということなく、
ライティングの実践ができるのです。
出し惜しみの心理を克服する
それでも、こんな声が。
「えっ?
タダで伝えるの?」
たしかに、有料の教材を買ったり、高額の塾に入ったりして
何万円もかけて手にした情報を
「えっ?
タダで?」
と感じるのは、自然です。
多くの人は、情報を出し惜しみして、アウトプットしない。
その結果、「泥沼地獄」にハマっていくわけですが、
この「出し惜しみ」には、どんな心理が働いているのでしょうか?
有料情報のために美味しいところはとっておきたい心理
一つは
無料で出す情報と、有料で出す情報を分けたいという心理です。
無料では、あまり価値あることは出さず、
例えば、あなたの有料教材や、コンテンツに
有料級の情報をとっておきたいという考えです。
しかし、
そんな事を考えていたら、
何も情報発信できなくなります。
実は、
無料で出す情報も、有料でお金をもらって販売する情報も、
内容は大きく変わりません。
有料でお金をもらって販売する情報は
それに対するフォローやサービスという価値がついてきます。
だから有料なのです。
中には、無料コンテンツと有料コンテンツを使い分けている
マーケティングの上級者の方もいますが
初心者がこれをマネすると、
まず、ショボい情報しか発信できなくなるので
出し惜しみなくアウトプットすべきと考えます。
実はショボいことを隠したい心理
もう一つのパターンは
実は自分がショボいことがバレるのが怖くて
情報発信しないというパターンです。
「初心者なのに、
偉そうなことなんて、言えっこないよね。」
しかし、
この状態をずっと続けていると、
あなたは
1年後も、
5年後も、
そして10年後も、
ショボいままです。
そして結局、まともなライティングもできないまま、
納品原稿を却下されたり、ブログならアクセスも集まらないまま、
時間と若さと可能性を
まるで砂時計のように失っていくのです。
「まだ初心者だから、
ボロが出るのが怖くて」
こういっている人は、見ておいてください、
3年後も
同じこと言ってますよ。
出し惜しみを克服するためには
だから、
学んだ内容は、
それを忘れないうちに、
また、状況が変化しないうちに、
こまめに、早いうちに、
アウトプットするのです。
学んだことを惜しみなく、全部吐き出します。
こうすることで、
いつしか初心者でなくなり、
「俺なんかショボいから」というような寒い発言や
「有料にしたいのに、もったいない」というケチな発言はなくなり、
自信と余裕と思いやりのある発言が習慣化される。
そのようになったあなたにこそ、
人は惹かれていくんです。
情報発信からコミュニケーションを作り出す
「泥沼地獄」から抜け出す強力な方法、アウトプットとともに、
「コミュニケーションを作り出す」という事が挙げられます。
アウトプットすることは
すなわち、
読者にコミュニケーションをとっているわけですよ。
そして、内容の豊かな、良いアウトプットには
感想や質問など、
コミュニケーションが生まれます。
相互のコミュニケーションができれば、
流れはもっと太く強くなります。
このコミュニケーションこそ、
あなたの築き上げていく「つながり」
あなたの『財産』になっていくのです。
いくら高価な情報でも、
情報は腐ってくる。
実践されない情報は、錆びついていく。
泥沼の泥になっていくんです。
だからこそ、
情報をアウトプットして発信し、
コミュニケーションの流れをあえて作っていく
これが大切です。
この記事のまとめ
それでは、この記事をまとめましょう。
こういうわけで、「泥沼地獄」から脱出するためのポイントをお話しました。
それでは、
私の記事からも、何を学んだか、アウトプットしてみてください。
感想や質問でもいいですよ!