感情表現を豊かにする5ステップと心をワシづかみにする3条件

感情表現を豊かにする,心をつかむ文章力

読者の感情を刺激するインパクトのある表現を、
文章で自在にできたら・・・・

 

それができたら、どれほどライティングが変わるでしょう?

 

想像してください、
あなたの文章が、人の心に残り、強い影響力を持つときを。

 

実は感情に刺さる表現は、文章でできるのです。その極意とは

 

感情表現を豊かにするためのステップとは

 

「感情をこめた文章を書きたい」と漠然と思っていて、
それがうまくできないことに悩んでいるなら、
うまくいくための道筋を、順序立てて考えてみましょう。

 

それは、

 

感情表現のための条件とは何か、
そのためにはどんな着眼点が必要か、
そのうえで、感情をこめた文章のスタイルを考える。
さらにそのスタイルを使ってどんなふうに表現するのかを考える。
そして、表現した感情が飛躍的に伝わり高揚する方法を工夫する

 

こうした道筋で思考すれば、超絶な感情表現を編み出せます。

 

それでは
まず第1ステップの「感情表現を豊かにする3つの条件とは」について考えてみましょう。

 

あなたの感情が生き生きと動いていること

 

まず最も基本的な条件として、

 

あなたの感情が生き生きと動いていることです。

 

感情が動いていないのに、感情表現はできません。
どんな感情にせよ、何かを感じていること。

 

また
これはとても重要なのですが、
何かを感じ、そして、
それを伝えようと思っていることです。

 

 

伝えたい!

 

 

この意志があるところに
感情表現はスタートします。

 

自分の感情は伝えられると信じること

 

 そして、
 何かを感じ、
 「伝えたい!」
 そう思ったなら、

 

 その感情は伝えられると信じることです。

 

 

 私は人であり、私のメッセージを受け取る人も、人です。

 

 ならば、
 「伝えたい!」と思った感情は、必ず伝わります。

 

 そう信じることで
 伝わり方が違ってくるのです。

 

「どうせ、人に言ってもわかってもらえないだろうな・・・」
なんて思っていたら、
伝えるパワーが出るわけないので
そのとおり、わかってもらえません。

 

 

でも
「これ、
ぜったいに伝わる!」
そう信じて
メッセージを送るとき、
内容に加えて

 

パワーが光線のように放出されます。

 

このパワーが
相手の心に入っていきます。

 

だから

 

強く信じれば信じるほど、
あなたの感情は強く伝わります。

 

だから信じてください。

 

強く

 

つよく、

 

おもいっきり、つっよーく、

 

確信を持って

 

信じてください。

 

感情を伝えられた人が、感じること

 

さらにもう一つの条件、

 

それは、感情を伝えられた人が、
あなたから伝わってくるものを感じること、
これが大切です。

 

当たり前だと思うかもしれませんが
この条件を満たせていない事例がとても多いんです。

 

極端な例を言うと、

 

老人ホームのデイサービスで、ジャニーズを歌って踊っても
合わせて手拍子をくれる人がいても、
多くの人は「何かしたはるわ」ということになってしまう。

 

これは、興味関心を持っている人、感じてくれる年代や属性の人に
ターゲット設定ができているか 
という問題です。

 

また、
朝7時50分の渋谷駅の東急デパート前の通路で、
あなたが神の愛に燃えて「神は愛です」とマイクで布教をしても
ほとんどの人は電車に乗り遅れないように急いでおり、
誰も神の愛を感じるどころか、情熱込めたお話を1秒も聴いてくれません。

 

これは、伝えるタイミングの問題で、
どんなに自分が強烈な感情を持って叫んでも、
受け取ってもらえるタイミングでないと、伝わりにくいということですね。

 

このように、
あなた自身が感じ、
伝えたいと思い、
伝えられると信じていることと同時に、

 

あなたから送られたメッセージを受け取った人が感じるかということが、重要です。

 

そのためには、どんな人に伝えるのか、
どんなタイミングで伝えるのか
など、

 

受け取る側の人の状況を考えることが必要なのです。

 

こうして、
伝える側と、
受け取る側の条件がそろったとき、

 

 

あなたのライティングは、一方通行ではなく
読者の心にググッグーと食い込むものになっていきます。

 

この記事のまとめ

 

「なかなか、感情をこめた文章が書けない」
そんなことに悩んでいるあなたに、
そのための順序とフレームワークをお話しました。

 

大きなフレームワークとして

 

感情表現のための条件とは何か、
そのためにはどんな着眼点が必要か、
そのうえで、感情をこめた文章のスタイルを考える。
さらにそのスタイルを使ってどんなふうに表現するのかを考える。
そして、表現した感情が飛躍的に伝わり高揚する方法を工夫する

 

の5ステップをまず挙げました。

 

今回の記事では
その第1ステップとして、次の3つの条件をお話しました

 

自分の感情が生き生きと動いていることに加え、それを伝えたい!と思っていることから、感情表現はスタートする。

 

自分の感じた感情は必ず伝えられると信じること。強く信じれば信じるほど、そこから光線のように、伝えるパワーが放出される。

 

しかし、一方通行ではダメ。受け取った相手が感じてくれること。そのためには、どんな人に伝えるのか、どんなタイミングで伝えるのか、受け取る相手の立場に立ってメッセージを発することで、あなたの発信は一方通行ではなく、強いコミュニケーションにもなる。

 

それでは、こうした条件を満たした上で、
実際に、どんなことに着眼点を持ち、
どんなことに留意して、ライティングの内容に盛り込んでいけばいいのでしょうか?

 

次回はこのことについて投稿します。


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