ライティング初心者の落とし穴〜情報の濁流から身を守る3つの思考武器

ライティングをこれから始めたい、ネットビジネスで独立したい、
でも何から学んだらいいんだろう?

 

ネットの上には、有益な情報もあれば、有害な情報まであります。
まさにネットは濁流状態。

 

その中から自分の貴重な時間と財産を守るためには「思考の武器」が必要です。

 

>情報の濁流からは「自分自身のブレない思考とマインド」で身を守れ

 

濁流のようにどっといろいろな情報が押し寄せるネット上の世界では、
自分の身を自分で守る必要があります。

 

一般的に、何かを調べたいとき安心して使ってきたのは図書館じゃないでしょうか。
もちろん図書館にはいろいろな本がありますが、有害な本は事前にチェックされています。
でも
「ネットで調べる」 のと 「図書館で調べる」 のは
違います。
ネットの上では、いろんな情報がミックスしてどっと入ってきて、
不用意に信用したら、大切なものを失いかねない。

 

その危険性を考えたことはありますか?
恐ろしい事例が山ほどある。(ここでは触れない。)

 

だからあなたは
その情報が信用できるか、出来ないかを見極めるための視点が必要です。

 

でも、「ドラクエ」みたいに、よろいかぶとを着て守るのと違うよ。

 

「自分の思考(マインド)」という鎧を身にまとって、
ネット上で自分の時間、財産、信用を守ります。

 

 

 

誰にも惑わされない、あなたの思考、マインドを身にまとい、
自分のネット上でとる行動を、その思考とマインドで守る必要があります。
「あなたオリジナルのブレない心、ブレない考え方」です。

 

普通の人は「自己啓発」についていけない

 

(写真:ぱくたそ提供)

 

しっかりしたマインドを身につけるためにはどうすればいいんでしょうか?

 

よくこんなことが言われますね。

 

「自己啓発」の書籍を買って
「その中に書かれたことを、意識に落とし込めるように紙に書いて貼りましょう」とか。

 

「この動画をあなたの頭の中にインストールして
今日から行動を変えましょう」とか。

 

 

しかし、私の考えは違います。

 

人から言われて思い込んでいても、変われないんです。

 

 

 

幼いころ、よく母から言われました。
「なんで言う事聞けないの?!」

 

聞けない自分が情けなくなりました。

 

でも、人から言われたことは聞けないんです。
幼い自分はそれを良く知っていました。

 

母は無理なことを言っていたわけではありません。
変なことも言っていません。
ただ
危ないことをしたり
オカリナを吹いてばかりで勉強しない私を心配して
いろいろ、言ったり、紙に書いて貼ったりしてたんです。
母が言っていたことは正しかったと思います。

 

 

小学校のころ、父に聖書物語をすすめられました。
怪獣本ばかり見ていた私にしては、素直に読みました。
聖書や
成功者の伝記や自伝には
素晴らしい言葉が書かれています。

 

「ああ、なるほど」
と思います。
「私もそんなふうに生きていきたい」
とあこがれます。

 


(写真:ぱくたそ提供の素材を加工)

 

でも、
一部の人は、立派なお話や成功談を自分自身で実行することができて、
素直に自分を変えていくことができても、

 

私を含む
普通のほとんどの人は

 

なかなか
そんなふうになれないんです。

 

だからそんなふうになれない自分を責めてしまうか、
あきらめてしまうか、
グレてしまって反発してしまうんです。

 

これが、おおかた普通です。
劣等生なんかじゃない、普通なんです。

 

じゃあ、
もっと強力なことは何でしょうか?

 

自分で決めたことなら、貫ける

 

一番強力なことは

 

人に言われてするのじゃなく、
自分ですることです。

 

 

それは人によってそれぞれです。
「こうなりたい」と強く思うパターンもあれば
「これが大好き」とワクワクするパターン(私のオカリナのように)
「この人にあこがれる」と先輩やちょっと先を歩いている人を目指すパターン
「こいつには負けたくない」とライバルと切磋琢磨してお互いにグレードアップするパターン
いろいろありです。

 

要は
人に言われた言葉よりも、
「自分で感じ、考えたこと」をはっきり、言葉でうち立てて、
その「自分の思考」で身を守るのです。

 

 

ライターを目指すあなたならわかりますよね。
自分の言葉っていうのが、どれだけ大切か。

 

これはどこかに書いてあるものじゃありません。

 

答えは、あなた自身の中にあります。

 

だから、これほど、
これほど強いものは、
ないんです。

 

わたしの人生の主人公は私。

 

 

私が社会福祉士としてある高齢者の方の支援をしていた時、
その方が言われた言葉で強く印象が残っているものがあります。

 

その方は、90歳を超えていて、歩くのも精一杯でしたが
玄関のお花に朝夕、自分で水をあげることは欠かされませんでした。

 

ある時私は
「大変でしょう。ケアプランの中に支援を組み込んで
ヘルパーさんと一緒に水あげをしましょう」と

 

心ない言葉を言ってしまったのです。
今思えば
何と配慮のない言葉だったか。

 

その方は、目に涙を浮かべて言われました。
「私が決めて、私がすること。
このお花に水をやってるだけじゃないのよ。
お話してるの。

 

私が決めたことだから
どんなに体が不自由でも
貫ける。

 

自分で決めたことだから。」

 

いやあ

 

いやはや・・・・

 

 

 

 

ガツン!!!と気づかされましたね。

 

 

 

自分で決めたことは、貫ける。
それほど強いものはない。

 

 

 

自分の言葉で決める 3つの「思考武器」とは

 

 

 

だから
あなたも
あなた自身と話し合いながら、自分で決める。

 

しかし決め方が分からない・・・?

 

ポイントはこの3つです。

 

なぜするのか。
いま何をすべきなのか。
そのために いま何が必要なのか。

 

なぜするのか

 

まず、「なぜするのか」
それは、何を得たいのかという結果ではなく、

 

なぜそれをするのかという理由です。

 

なぜなら、結果を先に意識するとそれに満たない状況がマイナスに働くからです。

 

 

だから
あなたの「なぜ」を、言葉にしてください。

 

そして、その「なぜ」に対する「なぜ」を言葉にしてください。

 

そしたらその「なぜ」に対する「なぜ」をさらに言葉にしてください。

 

じゃあ、それは「なぜ」、でそれはさらに「なぜ」・・・

 

 

それを突き詰めていくと、大きな「なぜ」に行き当たる。
あなたにしか浮かばない、あなた自身の大きな「なぜ」が

 

これは「あなたの人生のビッグWHY」であり


結果がどんなに小さくても、崩れることはなく、
継続が中断することもありません。

 

 

 

でも
この「なぜ」「ではなぜ」の自問を重ねていくうちに
しんどくなるでしょう。
わからなくなるかもしれません。

 

わからなくてもOKです。

 

実践をしているうちに気づくこともあるでしょう。
人生を生きているうちにどこかで気づくこともあるでしょう。

 

わからなくっても
ぜんぜんOKだからね。

 

重要なのは
その「大きななぜ」(「人生のビッグWHY」)に向かって
気持ちを向けている
その方向性なんです。

 

 

 

 

でも実践の結果についてはどうでもいいと言っているわけじゃないですよ。
結果の分析と修正は、小さな実践の中でしていきますが、これは次の項目でお話しします。

 

いま何をすべきなのか

 

 

「何のためにそれをするのか」を言葉にしたならば、
その「何のため」に至るゴールと、
そのゴールに対する「自分の位置」を知り、
針路をひきます。

 

 

船で航海するとき、
目的地を海図に記入し、
今の船の位置を、星の高度や灯台の方位やレーダーなどで測り
たえず正確な今の位置(「船位」)を測定して
風や波などの外力の影響を測定して、
コースからどれだけ偏位しているかを知り、
修正針路をきめ細かく求めます。

 

 

つまり、自分がどの位置にいるのか。
それを知り、
いまするべきことを求めます。

 

 

もしあなたが
ライティングを初めて実践するならば、
今、自分の目的に合っていて、今の自分にできる教材を選びます。

 

そしてその教材を手にしたなら、
「なぜするか」という大きな目標より前に

 

「今何をして、いつまでにどんなことを達成するか」

 

これを、
自分が達成できるレベルよりちょっとだけ高めの目標を設定して、
これをこまめにチェックし、検証・修正するわけです。

 

 

こうして
自分で設定した、達成できそうな目標に向かって
誰から強制されることもなく実践し、
一つずつ達成していく。

 

 

達成したら、もうちょっと高い目標を設定する。
さらにもうちょっと、
またもうちょっと、

 

それをしっかり実践することが、情報の濁流から自分を守り、
一番堅実に伸びる方法です。

 

そのために、今何が必要なのか

 

このように
何かを始めようとするとき、

 

自分が今どんなレベルにあり、
次にどんなレベルを目指すのかを書き出します。

 

そうすれば
おのずと、今何が必要なのかが見えてきます。

 

今自分にどれくらいの時間、どれくらいの自己資金を投入できるのか、
そしてそれは
今の自分のレベルに合っているのか

 

この「今何をするべきか」に合った教材や情報をしっかりと選ぶ必要があります。

 

 

 

今すべきでない内容のもの、
また、今の自分の状況では、出来ないものは


購入してはいけません。

 

なぜそう言うかというと
「また、出来るようになったら、読むから
今はとりあえず買っておこう」
と言って購入しても

 

まず、ハードディスクの奥にしまって読まないからです。

 

もし、読もうとした場合
焦って、今実践しているものと並行して実践することになります。
そうすると
全く成果が出せないばかりか、
今実践していることも、十分できなくなります。

 

何もかも
中途半端になります。

 

「ノウハウコレクター」と言われる人がたくさんいるのは
こういう理由からです。

 

レベルが上がってきたら
次に必要なものが何か、明らかになります。

 

ネット上の環境の変化はペースが速く
教材もどんどん新しいものが出るので、

 

以前に「とりあえず買っておこうか」と思ったものは
もう役に立たないかもしれません。

 

また、自分のレベルや方向性が変わっていて
あの時ほしかったものとは違う需要があるかもしれません。

 

そのとき、その時に応じて
自分の方向性とレベルに合ったものを選び、
購入すればいいのです。

 

 

 

私は、メルマガを学び始めたばかりの時、
苦い経験があります。

 

あの頃はネット上に、今よりはるかに無駄な情報、高額で実現性もない情報が出回っていました。
「だれにもできる」といううたい文句に購入すると、
「リストを購入して、メルマガに流して、レバレッジをかける」
と書いてあって

 

「意味不明」
ということになりました。

 

よくよく読んでみると
「リスト」というのはメールアドレスのリストで、
10万円くらい払って購入するそうです。
しかし、メルマガを始めたばかりで、
有益でしっかりした文章が書けない人が、
購入したアドレスの人たちに、わけの分からないメールをどっと送ると、
信用を落とすばかりか、
スパム行為になってしまいます。
「レバレッジ」とは、調べると「てこの原理」のことで
少ない努力で効果を倍増させるという意味だそうです。

 

つまり、
その教材は
ある程度メルマガを実践して、
文章力もついてきたレベルの人が実践すれば、できないことはなかったのですが、
あの頃の私には、実践できない内容で、
無謀に実践したら取り返しがつかなくなるところでした。

 

つまり、
教材にも
内容によっては、今実践できるものと、
今はまだ適切ではないものがあります。

 

「とりあえず買っておいて」
と言っていても
レベルが上がった時には状況が変わっています。

 

だから

 

自分の今の位置を見極め、
「今、何をすべきか」を明らかにし、
そのうえで

 

今自分に必要なものを
賢く選び、それをしっかり、
結果が出るまで集中して実践する。

 

少なくとも3か月、出来れば6か月以上は
集中して実践する、

 

これが大切です。

 

この記事のまとめ

 

この記事では、有益なものから有害なものまで、濁流のように氾濫するネットの環境にあって、
そこから自分を守るための「思考の武器」についてお話ししました。
それは、自分自身で、自分の言葉で表した「自分自身のブレない思考とマインド」でしたね。

 

世の中に、「マインド論」や「自己啓発」のことがいろいろ言われている中、
その通りにできるでしょうか?

 

「素晴らしいマインド」を頭の中にインストールして実行できる人は確かにいますが、
普通は、そうなりません。
そうならないから、自分を卑下したり責めたり、あきらめたり、ぐれたりするわけです。

 

または、焦ってノウハウコレクターになったり。

 

だから自分で決める。
「私の主人公は、私」なのです。

 

この記事では、あなたがあなた自身で決めるべき
3つの「私の思考武器」の内容についてお話ししました。

 

おぼえてますか?

 

何のためにするのか
いま、何をすべきなのか
いま、何が必要なのか

 

でしたね。
では順番に要点を振り返りましょう。

 

「何のためにするのか」を言葉にする。その結果じゃなくて理由だよ。そして「じゃあなぜ」「それじゃあなぜ」を重ねていく。行きつく答えは、きみオリジナルの大きな理由「人生のビッグWHY」だ。でもそれが分からなくてもOK。大切なのは、そのWHYを見つけようとしている気持だ。

 

「今、何をすべきなのか」を言葉にする。今の自分の位置を知り、ここ1か月くらいの目標を決め、その2点を線で引いたら針路が決まる。君は自分で引いた針路で今何をすべきかを明確にする。目標は、今の君よりちょっと高い、達成が可能な目標にしよう。そしてそれを達成したら、次の目標はもうちょっと高く、こうして次々達成していこう。

 

「そのために今、何が必要か」を見極め、賢く選択する。今すべきことと、自分の位置を見極め、それに合った情報や教材を選ぶ。そしてそれを実践する以上は、それに集中して少なくとも3〜6か月は実践する。浮気はダメ。今できないもの、今の自分のレベルに合っていないものは絶対に選んではダメ。

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